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嫌いになっても無視しない!夫婦喧嘩で仲直りする方法とは?

      2017/04/19

嫌いになっても無視しない!夫婦喧嘩で仲直りする方法とは?

夫婦喧嘩は、お互いどんな点に気を付けてすればいいのでしょうか。

結婚前から相手のことは熟知しているとは思っていても、いざ生活の場に二人が放り込まれると、見えていなかった部分が見えてきたりするものです。

そういう見えていなかった部分を生活という場で遠慮なく見せられたりすることにより、夫婦喧嘩が発生してしまうことも。

お互いに嫌いになってしまい、無視を続け、修復できない場合、いきつく先は「離婚」です。

ここでは、夫婦喧嘩をしても仲直りする方法、夫婦喧嘩による子供への悪影響なども併せてご紹介します。

旦那が嫌い・嫁が嫌い…ここでは一度冷静になり、解決への道を探っていきましょう。


夫婦喧嘩しても離婚に発展させない!

『ケンカするほど仲がいい』と言われるものの、夫婦喧嘩は離婚というあらたなるゴールが想定されるものでもあります。

夫婦喧嘩なんて、好き同士一緒になったのだから「仲直りするもの」という世間一般の漠然とした認識があります。

しかも、個人主義がまかりとおりつつある現代の日本においては、他人がわざわざ口をはさむものでもない…という思いも確かにわいてきます。

最近の傾向としては、「喧嘩」というよりは、お互いがお互いの自己主張を譲らない、という部分も出てきたように思います。

夫婦なのだから、お互い思っていることを包み隠さず言い合える関係でないと、結婚はやっていけない…という考え方もあるかもしれません。

その時、自分の主張と違う意見を相手から言われたときにどう対処するのか?で今後の展開も変わってくるものです。

たとえば、自分の主張と違う相手側の考え方を受け入れ、自分の許容範囲を広げようと努力するのか、あるいは、その逆で自己主張をどこまでも貫いていくのか?

これは、後者のほうは離婚に発展するであろうことは誰にもわかります。男と女では、まったく性質が違います。男女の違いとは、何も身体的なものだけではありません。

たとえば、男女で違うのは「ものの考え方」ひとつとっても全くといっていいほど異なるものなのです。

では、性別も人間性も全く違う二人がどうしたら夫婦喧嘩をしない、してもすぐに仲直りできるような関係性を作れるでしょうか。

「あらためて相手の特性や性質を理解する」という点をあげてみたいと思います。

夫婦喧嘩=離婚、そんな簡単な想いで結婚したわけではありませんよね。

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「YES,BUT~」方式で相手の主張を認めよう

「YES,BUT~」方式で相手の主張を認めよう

夫婦喧嘩で離婚に発展させないためにどうしたらいいのか、まずは営業マンによく言われるこの話法を用いてみてはいかがでしょうか。

夫婦喧嘩は、お互いに自分の主張を曲げようとはしません。

それをお互いにわかっているからこそ、泥沼の喧嘩になっていくことは往々にしてあります。

  • 『なんで相手は自分のことばかり主張するのだろう』
  • 『なぜ私の言っていることをわかってくれないんだろう』
  • 『もしかしてバカにしているだろうか』

なんて思ってしまい、余計に憤懣が募ってきてしまいます。これでは夫婦喧嘩から離婚に発展するのは、時間の問題かもしれません。そこで、折衝や交渉に明け暮れる営業マンの話法の登場です。

「YES,BUT~」方式といわれるこの話法は、相手の主張を一旦聞き入れ、肯定する姿勢を見せることです。

まずは、「うん、君の言うことはわかるよ」「ええ、あなたの言いたいことはわかるわ」と素直に肯定するのです。そして、すかさず「でもね」と自分の主張を続けます。

これは一旦、肯定してもらったということで、相手はほっとします。

そこで「でも~」と自分の言いたい主張を続けていくことで、相手のほっとした心に無理なく自分の主張を説いていくことができるという手法です。


しかしこれは、あまりにも相手の様子が激昂してきてからでは、効果がありません。夫婦喧嘩が始まって初期の段階で、まだお互いに冷静でいられるうちに試してみるといいでしょう。

また、この「一旦肯定して、次に自己主張」という話法、つまりテクニックだけに走るのもよくありません。なぜなら相手が、「自分の主張をしたいだけだな」とわかってしまっては元も子もないからです。

わかってしまうと余計に相手を激昂させてしまいかねません。あくまでも話法はテクニックにしかすぎないのです。気持ちは常に真摯に、誠実に。

夫婦の関係、家庭の様子をよりすばらしく、お互いに幸せになりたいから主張するのだという気持ちが根底にあってこそのテクニックです。

夫婦喧嘩は、喧嘩に勝つためにするのではありません。これからの人生をお互いによりよいものにしていきたいという思いからするものなのです。

だからこそ、本当に相手の主張も理解しようと努める、という姿勢をしっかりと相手に理解してもらうことが大切です。

いつまでも引きずらない。過去は水に流しましょう

いつまでも引きずらない。過去は水に流しましょう

自分の主張をわかってほしいあまり、相手の欠点や過去の失敗など、追い込むようなことを蒸し返すのは、決して得策とはいえません。

夫婦喧嘩といえども、普段からの馴れからうっかりひどいことも言ってしまうこともあるかと思います。

例えば浮気や借金など、過去の過ちについては相手もきっと古傷になっていることだろうと思いますので、対話でそういった過去の古傷を攻撃するのは、フェアではありません。

しかし、相手に対して不満が募っているとき、またはどうしても相手が自分の主張を受け入れるそぶりがないとき、思い余って過去の不満や過ちが雪崩のように口をついて出てくることもあるでしょう。

  • あのときは…
  • このときも…

と、とどまる所知らずという感じに次々と口をついて出てきてしまっては、相手を追い込む一方です。これでは夫婦喧嘩から、相手に離婚を決意させてしまうことにもなりかねません。

過去を蒸し返しても、結果はよい方向にいきません。余計に相手を怒らせたり、夫婦関係を継続していくことを断念する方向に走らせてしまいかねません。

会話を途中で投げ出さない、中断しない

会話を途中で投げ出さない、中断しない

夫婦喧嘩ではお互いの感情が燃え上がり、ヒートアップしてしまいます。争っている問題そのものは大して重大なものではなく、むしろ些細なことであるケースの方が頻繁です。

しかし、なかなか相手に譲ることができないのが喧嘩というものですよね。

一方で、一向に妥協点を見つけることのできない激しい喧嘩を長い間していると、やがて疲れを感じて投げやりなあきらめの気持ちも出てきてしまいます。

そして、「もういい!」と話を中断して自分の部屋に閉じこもってしまったりします。その後はお互いに口も利かなくなり、「家庭内別居」状態になるのです。その後、本当の別居に発展することもあるでしょう。

しかし、仲直りをする方法という観点から考えていくと、「もういい!」とあきらめるのは何よりもしてはいけないことなのです。

特に、それから一切口を利かなくなるような状態は避けなくてはなりません。夫婦喧嘩を円満に終わらせたいのであれば、途中であきらめるのはぜったいにやめましょう。

逆に、どうしたら夫婦喧嘩を通じてお互いの要求を理解し、妥協点を見つけられるか考えるのです。

お互いに妥協点を見つけてみよう

お互いに妥協点を見つけてみよう

話し方が肝心

お互いが望んでいることを理解し、妥協できる部分を見つけるためには、相手の要求を頭ごなしに否定するのではなく、一度は理解して聞く必要があります。

相手の望むところをまずは冷静に聞き、分析しましょう。その後、自分の要求についてもきちんと伝えます。このとき、相手に語りかける口調には十分注意するようにしてください。

攻撃的な声のトーンで話したのでは、せっかくの交渉の効果も台無しです。

相手と自分の両方を落ち着かせることのできるような、ゆっくりと柔らかな口調で話すようにしてみてください。

この冷静な語り口は夫婦喧嘩において、そして夫婦喧嘩から仲直りする方法として最も大切なキーワードの一つです。

これができるかできないかによって、夫婦喧嘩を夫婦関係の強化に役立てられるか、あるいはそうでないかが大きく分かれてくるのです。

今後、より充実した家庭生活を営みたいのであれば、賢く話した方が良いのは考えなくても理解できますね。

妥協点を見つけるには?

怒鳴り合うのではなく、お互いに冷静な声のトーンで要求を伝え合ったら、まずはそれを整理します。互いの希望のメリット、デメリットを紙に書き出して一緒に見ても良いでしょう。

次に、どんな部分を譲れるかについて考えます。

  • 「○○はできないけれど、△△ならできる」
  • 「○○でなくても××なら我慢できる」

というように、お互いに妥協できる部分をはっきりとさせていきましょう。

このとき、その条件が自分あるいは相手に対して一方的に不利なものにならないよう注意してください。このようにして、お互いがお互いに対し何ができるのかが明確になったら、次は夫婦で協力し合っていくことを確認します。

妥協するということは無理をすることも含みますので、一人だけで頑張るのはつらいかもしれません。ストレスになってしまうこともあるでしょう。

でも、夫婦で一緒にトライしていけば必ず乗り越えられます。せっかく愛し合って夫婦になったのですから、協力して頑張れば素晴らしい成果を出せるはずです。

一緒に成功すればお互いの絆はさらに深まるので、仲直りの方法としては最高です。


徐々に距離を縮めていく

夫婦喧嘩をした後はどうしてもお互いに怒りや不満、失望などマイナスの感情を感じてしまい、距離を置いてしまいがちです。

しかしそれらが一時の感情であるならば惑わされてはいけません。できるだけ早く不仲状態を解消するよう努めるべきです。

そのためには夫婦喧嘩によってお互いの間に開いた溝を少しずつ狭めていかなければなりません。

相手にもっと話しかけたり、相手が喜ぶようなことをして想いを伝えたり、優しいスキンシップをしたりして夫婦の距離感を小さくしていきましょう。

最初のうちは照れくささやプライドが邪魔をするかもしれませんが、トライしてみると決して難しいことではないとわかります。

このようにして、お互いの間に芽生えた怒りの感情を解消すれば、争っていた問題の解決策を見つけることもより簡単になります。

その後の夫婦生活をスムーズに送るための下地も築いてくれます。

夫婦喧嘩で無視が続いている場合の対処法は?

夫婦喧嘩で無視が続いている場合の対処法は?

夫婦喧嘩の後、気まずくてお互い無視が続いている。こっちは話したいけど、相手から無視されている。家の空気が重たい…何とかしたい!この状況。

そんな人のために、夫婦喧嘩の始末法をご紹介しましょう。上手くいけば、雨降って地が固まるなんてことなるかも。ぜひ、参考にしてみて下さい。

喧嘩の理由はなんだったのか?どちらが悪かったのか?

まず初めに、喧嘩の理由がなんだったかを思い出せるでしょうか。

言い争いになると、だんだん話が脱線して感情的になり、「あれ?なんでこんなことになったんだっけ?」となってしまうことも。

最初のきっかけはなんだったか、ちょっと振り替えってみてください。さて、そのけんか、どちらが悪かったのでしょうか?

喧嘩は基本的に両成敗。しかし、明らかに片方が悪い場合もありますよね。あなたたちはどうでしたか?

思い返したところで仕方のないことかもしれませんが、一度冷静に振り返ってみましょう。

一方的に自分が悪いと感じる場合

それならば、あなたは本気で反省しているでしょうか。反省を態度に見せていますか?相手があなたに怒って無視しているとしたら、できることはひとつ。

改善を具体的に示して下さい。同情を買おうと落ち込んで見せるとか、相手へのアピールのため

ではなく、心から反省して行動することが大切です。そのような姿勢は、必ず相手に伝わりますから、あきらめないで続けて下さい。

一方的に相手が悪いと感じる場合

少し冷静になって考えてみましょう。あなたの方には本当に反省点がありませんか?それから、自分の怒っている理由を相手に伝える努力をしたでしょうか。

無視することで怒りを表現しても、お互いにすれ違うばかりです。ここは感情的になるのをグッと抑えて、冷静に話をしてみましょう。

それでも、相手の態度が我慢できないようなものなら、怒りや涙を見せてもいいと思います。

どっちも悪いと感じる

この場合は、とにかく話し合うことですね。こっちから歩み寄るのは悔しい、腹が立つ。そんな気持ちもあるかもしれませんが、けんかは負けたもの勝ち。

冷戦状態が続いていては、自分の精神状態に良くありません。ここは1つ、自分のために、先に謝っちゃいましょう。その後で、相手に不満を伝えます。

とりあえずはどちらかが折れなければ話が前に進みませんから、そのきっかけをあなたが作ってあげるわけです。その際、態度に出してはいけませんが、心の中では、「先に謝る自分って大人」と自己満足してみて下さい。

気持ちに余裕が生まれますよ。


中立な第三者に話を聞いてもらう

自分だけであれこれ考えていると、どんどん偏った方向へ追いつめられてしまうことがあります。煮詰まってきたら、誰かに話を聞いてもらいましょう。

そのときのポイントは、感情や利害関係が絡まない人を選ぶこと。身内、例えば自分の親に話してしまうと、話がややこしくなる恐れがあります。

自分の味方になってくれる人に愚痴を聞いてもらいたい気持ちは出てくると思いますが、それを続けていても状況は良くなりません。

苦しい冷戦状態を解決するためには、客観的な意見を言ってくれる人と話をしましょう。無責任にあおる、興味本位が強い、口が軽い、そのような人は避けるのが吉。

できるなら、いい夫婦関係をキープしている人生の先輩がいいですね。金銭問題や浮気の問題など、深刻な話が絡む場合は、法律の専門家にアドバイスを求めるのもいいかもしれません。

解決をあきらめない

友人同士の喧嘩なら、お互い無視し合って関係が自然消滅なんてことになっても仕方がありません。恋人同士、親子や兄弟間であっても、時間の解決に委ね、最悪縁を切ることもできます。

しかし、夫婦は運命共同体。離婚をするまでは、お互いの行動が相手に強く影響します。子供のことや金銭問題が絡むので、関係を適当に放置しておくわけにもいきません。

どうせ共に歩まないといけない相手なら、少しでも関係を良くしていきたいもの。無視をし合っていても、事態は好転しません。

冷静になることが必要なら、期間を決めておきましょう。そして、具体的な解決法を探していきましょう。

夫婦喧嘩による子供への悪影響

夫婦喧嘩による子供への悪影響とは?

週1回以上、夫婦喧嘩をする人は5人に1人―。

結婚情報センター「Nozze」が2008年に行った調査によると、夫婦喧嘩の頻度は月に1~2回が27%、週に1~2回が16%、毎日が2.3%なのだそうです。

別の調査によると、夫婦喧嘩にかける時間は平均で週に29分(Dlife調べ)、家庭内において夫婦喧嘩はとくに珍しい光景ではない、ということが分かります。

子供の前で喧嘩をする夫婦はなんと64%

筑波大学と富山大学の研究によると、なんと64%もの親が「子供たちの前でも喧嘩をする」と答えています。

「しない」と答えたのは20%前後しかいませんでした。

しかし、75%以上の人が「後ろめたさを感じる」そうなので、ダメだとわかっていてもつい喧嘩になってしまう人が多いということでしょう。

夫婦ですから、時にはどうしても感情的になってしまうことがあるのは仕方がありません。

しかし、夫婦喧嘩が子供にどのように影響するのか知っていると、ぐっとこらえることができるかもしれません。では、具体的にどのような悪影響があるのでしょうか?

子供の前でいきすぎた夫婦喧嘩をするのは「心理的な虐待」

夫婦喧嘩が子供に与える影響について、よく参照されるのはニューヨーク大学の研究チームによる『Development and Psychopathology(2014)』という論文です。

これによると、長いあいだ両親の喧嘩を見てきた子は、

  • 自分の感情をコントロールする能力に欠ける傾向がある。
  • 初歩的なテストでも成績が悪い傾向がある。

という結果が出たそうです。

大人の激しい喧嘩を目の当たりにした子供は、防御反応として強い緊張状態に置かれます。

それが長く続くと、ストレスがない状態でも常に緊張している状態が続き、自らの感情をうまく認知できなくなります。

それが感情のコントロールを阻害し、集中力や好奇心を奪うため成績が落ちるのです。

そんな状態が長く続くと、将来的にうつ病や不安障害になるリスクが高まります。

喧嘩をしてしまってすぐではなく、時限爆弾のようにじわじわ効いてくるのが子供に与える影響の怖いところです。

いきすぎた夫婦喧嘩を子供の前ですることは、心理的な虐待と言っても過言ではありません。

どんな喧嘩がNGなのか

もちろん、夫婦でちょっとした口論を1回しただけですぐ子供がうつ病になるわけではありません。

子供の情緒的適応は夫婦の喧嘩だけでなく、貧困、騒音レベル、養育者の変更、引っ越しの回数、衛生状態などによっても影響されます。

それでも、やっぱりいきすぎた夫婦喧嘩は子供の前では避けたいですよね。では、どんな喧嘩が「いきすぎた」喧嘩なのでしょうか。

配偶者を殴る・蹴るといった身体的暴力は当たり前として、物を破壊したり大きな音を立てたりするのも暴力の一種と考えられています。

また、相手の人格を否定する発言や、脅迫するような言動も相手を深く傷つけるものであり、子供に見せて良いものではありません。

先ほどの筑波大学と富山大学の研究では、男性の5割が夫婦喧嘩で大声を出し、女性の2割が子供に八つ当たりをする、というアンケート結果が出ています。

これも「いきすぎた」喧嘩に入れてもいいかもしれませんね。


子供を巻き込まない

さて、夫婦喧嘩で最も迷惑をするのはあなたの子供たちです。子供を仲立ちにしたり、味方にしようとしたり、愚痴を聞かせたり。

第一、 家の中に重い空気が漂っていてはたまったものではありません。夫婦喧嘩の内容にもよりますが、本来夫婦の問題は、夫婦間で解決すべきもの。

もしも、しばらく距離を置かなければならない状態とか、冷静になるためにあえてお互い話さないようにしているとかいうことであれば、ある程度の年齢の子供にはきちんと事情を説明しましょう。

小さな子供の場合は敏感で、大人が思っている以上に心を痛めていることがあります。

無理に明るく振る舞う必要はありませんが、子供と接するときには、夫婦喧嘩のピリピリを持ち込まないように努力しましょう。

子供を自分の側につけようとしたり、相手の悪口を吹き込んだりすると、夫婦間だけでなく、家族全体に嫌な空気が広がります。

できるだけ、子供を巻き込まないようにしましょう。

どうせやるなら「喧嘩」じゃなくて「議論・ディベート」

先のニューヨーク大学の研究結果には、次のような面白い分析もありました。

言葉による夫婦喧嘩が多い家庭で育った子供は、他の子と比べて成績が良い傾向がある、というのです。

これはとても興味深い結果です。

主張や反論といった言葉の応酬を聞いて言語能力がアップしたとの推測もできますが、どんな言葉を使ったのかにもよりますよね。

  • 「私はこう思う、だからこうしたい」
  • 「その場合こんな問題がある、ああしたほうがいい」

のような「議論」なら、子供に聞かせても問題ないでしょう。

逆に、「なんでそんなに頭悪いの?」「はぁ?何言ってんの死ね」といった中身のない単なる悪口のやり取りなら、子供に聞かせても何のメリットもありません。

夫婦といえども別々の人間ですから、意見が合わないことも当然あります。

我慢だけでは成り立たないこともあるので、時には対決も必要です。

その時、意見が合わない同士でも話し合うことができる技術、「議論」や「ディベート」ができるかがポイントになってきます。

夫婦喧嘩はしないにこしたことはありませんが、ガマンを重ねるだけだと問題は解決せず、いつか破たんしてしまうかもしれません。

夫婦喧嘩による子供への悪影響まとめ

  • 長期間、両親の喧嘩を見てきた子供は感情をコントロールする能力に欠ける傾向がある。
  • ひどくなると成績低下、不安症、うつ病などの発生リスクが高くなる。
  • 身体的暴力だけでなく、モノに当たる、大声を出す、相手をののしるなどの行為もNG。
  • 喧嘩ではなく議論をする技術を身につけましょう。

まとめ

夫婦喧嘩は避けては通れないものです。

元々は他人同士だった二人が結婚をして共同生活をしているのですから、争い事が起こって当然、それは正常なのです。喧嘩を全くしない夫婦の方が珍しいでしょう。

夫婦喧嘩でお互いにいきり立つのではなく、仲直りする方法を探りながら交渉を進め、妥協点を見つけていけば必ず解決します。

そのためには感情的な話し方を避け、ゆっくりと冷静に相手に語りかける態度が欠かせません。喧嘩を無事におさめた後の夫婦関係は今までよりずっと良くなります。

お互いについてより深く理解し、そして愛することができるようになるでしょう。

夫婦喧嘩を離婚に発展させないためには以下のことに気をつけましょう。

  • 相手の性質や特性を理解しよう
  • 一旦、相手の主張を受け入れよう
  • 過去は蒸し返さない
  • 夫婦喧嘩によって本当はどうしたいのかを考える
  • 冷静にケンカの原因を振り返ってみる
  • どちらが悪いか、自分に反省点はないかを考える。自分に悪い点があれば、具体的な改善を態度に見せる
  • 相手への不満はその場で伝える、溜めこまない
  • 子供を巻き込まない
  • 第三者に話を聞いてもらう
  • 解決をあきらめない

最後に、なぜ夫婦喧嘩になってしまうのかを考えてみると、ひとえに縁あって家族になった自分たちがより幸せな人生を歩めるようにという切なる思いからだと思います。

お子さんやご両親を含め『自分たちが一番幸せになれる道を模索する』という大きな目的を忘れないようにしたいものです。

離婚を否定するつもりはありませんが、離婚をすることが解決策の全てですか?それだけじゃないはずです。

また、夫婦喧嘩の後、無視し合う状態はお互いに不毛なだけです。

話し合いはしんどいですが、関係を深めるためには絶対に必要です。ケンカと仲直りが上手にできるようになれば夫婦関係はかなり楽になりますよね。

無視をして気まずいままにするより、喧嘩をきっかけに関係が深まるような方向を考えてみてください。




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